チチパス3回戦へ 4時間の熱戦

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ステファノス・チチパス
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は24日、男子シングルス2回戦が行われ、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク134位のZ・コラージュ(チェコ)を6-3, 7-6(10-8),6-7(3-7),7-6(9-7)で破り、4年連続4度目の3回戦進出を決めた。

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昨年、準優勝のチチパスは1回戦で世界ランク57位のL・ムセッティ(イタリア)を5-7, 4-6, 6-2, 6-3, 6-2の逆転で破り、3時間半超えの一戦を制して初戦突破を決めた。

一方、コラージュは1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク10位のL・プイユ(フランス)を6-3, 4-6, 7-5, 6-4で下しての勝ち上がり。

両者の戦いは序盤、チチパスが第4ゲームに最初のブレークを奪って、第1セットを先行する。続く、第2セットでは、先にブレークを奪われたチチパスだったが、第7ゲームでブレークバック。タイブレークに突入すると計3度のミニブレークに成功したチチパスがセットカウント2-0とする。

第3セット、ストレート勝ちをおさめたいチチパスだったが、今度はタイブレークで競り負けてセットカウントは2-1に。第4セット、第5ゲームでブレークしたチチパスだったが、直後にブレークバックを許し、試合は3セット連続でタイブレークへ。一進一退の攻防が続く中、5度のミニブレークを奪ったチチパスが4時間を超える激闘を制した。

男子プロテニス協会のATPは試合後のチチパスのコメントを公式サイトに掲載。次のように試合を振り返っている。

「彼(コラージュ)は僕を狂わせた。本当にイライラさせられたよ。信じられないほどの努力だった」

勝利したチチパスは3回戦で世界ランク95位のM・イメル(スウェーデン)と対戦する。イメルは2回戦で第29シードのD・エヴァンス(イギリス)を6-3, 3-6, 6-2, 6-3で下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのD・メドベージェフ、第7シードのA・ルブレフ、第8シードのC・ルード(ノルウェー)、第11シードのJ・シナー(イタリア)、第12シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第20シードのM・チリッチ(クロアチア)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク6位のG・シモン(フランス)、元世界ランク7位のD・ゴファン(ベルギー)らが3回戦へ駒を進めている。



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(2022年5月27日7時25分)
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