ナダル「良いプレーができた」

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ラファエル・ナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、第5シードのR・ナダル(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク139位のC・ムーテ(フランス)を6-3, 6-1, 6-4のストレートで破り、18年連続で3回戦進出を決めた。ナダルは試合後、パリの観客から「ミスがあったけど、最後にまた良いプレーができた」と語った。

>>ナダルら全仏OP男子組合せ・結果<<

>>全仏OP女子組合せ・結果<<

同一戦は第1セット、第2ゲームにナダルが最初のブレークを奪うと、これを守りきって先行。続く第2セットでは第1・第3ゲームでブレークに成功して序盤から4ゲームを連取。第7ゲームでもブレークを奪ってセットカウント2-0に。

ファイナルセット、第1ゲームにこの日初めてブレークを許したナダルだったが、その後は3度のブレークに成功。2時間9分で同一戦を制し、グランドスラム300勝を達成した。

男子プロテニス協会のATPは試合後、ナダルのコメントを掲載。同一戦を振り返り、パリの観客についても言及した。

「うまくやれたよ。第3セットでは最初のほうで、とても悪いプレーをしてしまい、取り返さなければならなかった。サーブで何度かミスがあったけど、最後にまた良いプレーができたのでハッピーさ」

「観客もとても良くしてくれたし、僕に敵対しているようにはまったく感じなかった。観客は半々くらいで、僕を応援してくれていた」

「ここパリでは、いつも良いサポートを受けることができる。パリの人たちは、ここが僕にとってどれだけ特別な場所か、ローラン・ギャロスがどれだけ重要で、どれだけ尊敬されているかを知っていると思うんだ。僕がローラン・ギャロスで達成したすべてのことを評価してくれていると思うし、ここの人たちからたくさんの愛を感じている」

勝利したナダルは3回戦で第26シードのB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)と対戦する。ファン・デ・ザンスフルプは2回戦、6-4, 7-6(7-2), 3-2の時点で対戦相手のF・フォニーニ(イタリア)が途中棄権をしたことにより、突破が決定。

なお、同日には第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第6シードのC・アルカラス(スペイン)、第9シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第10シードのC・ノリー(イギリス)、第15シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)、第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第23シードのJ・イズナー(アメリカ)、第27シードのS・コルダ(アメリカ)らが3回戦に駒を進めた。



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(2022年5月26日11時25分)
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