男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク45位のC・ガリン(チリ)を7-5, 6-2のストレートで破り、2018年以来4年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。試合後、ズベレフは「ハイレベルな試合だった」と語った。
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今大会の3回戦で世界ランク22位のA・デ ミノー(オーストラリア)を6-3, 7-6 (7-5)のストレートで破り勝ち上がりを決めたズベレフ。この試合の第1セットでは互いにサービスキープが続くと第7ゲームで先にブレークに成功。直後の第8ゲームでブレークバックを許すも第11ゲームで再びブレークを奪い先行する。
続く第2セット、ズベレフはファーストサービスが入った時に81パーセントの確率でポイントを獲得。第1ゲームでいきなりブレークを奪うと、第5ゲームでもブレークに成功。ガリンに1度もブレークチャンスを与えることなく1時間51分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは試合後のズベレフのコメントを公式サイトに掲載。次のようにガリンとの一戦を振り返った。
「ハイレベルな試合だったね。きれいなテニスではなかったけど、やるべきことはできたし、それが一番大事なことだ。準決勝に進出できて、うれしいよ」
勝利したズベレフは準決勝で第4シードのS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準々決勝で第10シードのJ・シナー(イタリア)を7-6(7-5), 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
また同日に行われた準々決勝では、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードのC・ルード(ノルウェー)が勝利し、両者は準決勝で激突する。
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