ナダル「最大の逆転劇」

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全豪優勝のラファエル・ナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス決勝が行われ、第6シードのR・ナダル(スペイン)が第2シードのD・メドベージェフを2-6,6-7 (5-7),6-4,6-4,7-5の逆転で破り、2009年以来13年ぶり2度目の優勝を果たした。試合後には「最大の逆転劇だった」と語った。

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ナダルは第1セット、第4ゲームから5ゲーム連取されて落とす。第2セットでは先にブレークに成功し、ゲームカウント5-3とリードするもタイブレークに持ち込まれ、セットカウント0-2と崖っぷちに立たされる。

第3セットに入ってナダルの反撃が始まると、メドベージェフのミスも重なり、ナダルは2セットを連取してファイナルセットに突入。

迎えたファイナルセット、互いにサービスゲームのキープが続くなか、第5ゲームでフォアハンドのダウンザラインを放ち先にブレーク。その後も幾度となくピンチを迎えるとサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第10ゲームでブレークバックを許す。それでも集中力を切らさなかったナダルが第11ゲームでブレーク。そのリードを守り切り、今大会最長となる5時間24分の死闘を制した。

ナダルは試合後の会見で激戦を振り返り、「間違いなく、僕のテニスキャリアで最大の逆転劇だっただろう」とコメント。

第3セットの第6ゲームで0-40でブレークチャンスを与え、そこから挽回した場面については「あの瞬間は、もちろん危機的な状況だった。でも、スポーツというのは予測不可能なものだよね?あの状況ではストレートで負けるのが普通だ。でも一方で、セカンドセットでは僕に大きなチャンスがあった。試合中も自分に言い聞かせていたけれど、チャンスは何度もあったし、時にはちょっとアンラッキーだったこともあった。ただ、最後まで信じていたかったんだ。ただ、チャンスを与えてほしかった」と述べた。

「それが僕のやったことだ。ただ戦い、解決策を見出すために信念を貫いた。もちろん、あの瞬間を守れたのはラッキーだった。決勝を左右するような場面は、これまでにも何度もあった。彼(メドベージェフ)は大きなアドバンテージを持っていた」

「でも、どうだろう。今夜は僕にとって(準優勝だった)2012年、2014年、2017年の怪我の時と一緒だった、僕はここオーストラリアで自分のキャリアの中で数回そのポジションにいたことがある。今夜は忘れられないものになったよ。自分は非常に幸運だと思う。同時に、ツアーに復帰してテニスを続けるチャンスを得るために、僕はたくさん戦い、たくさん練習してきたと思う」

35歳のナダルはこの優勝により、男子史上最多となる21度目のグランドスラム制覇と同時に、すべてのグランドスラムを2度ずつ制するダブルグランドスラムを達成した。

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(2022年1月31日8時54分)
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