日比野菜緒今季終了を報告

日比野菜緒
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスで世界ランク１２１位の日比野菜緒は１６日にインスタグラムを更新し、長引く手首の痛みのため今シーズンを終了すると発表した。

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日比野はインスタグラムで「手首の痛みが長引いているため、ケガの回復を最優先させるべく今後の全ての大会をキャンセルし、今シーズンを終えることになりました…」と報告。

続けて「今年は度重なるケガの影響で満足のいくシーズンにはならず、このような形で一年を終えるのはとても悔しいですが、来年がもっと良い年になるように今は悔しさをグッと堪えて治療に専念しようと思います。今年も本当に温かい応援をありがとうございました。2022年必ずパワーアップして戻ってきます」と投稿した。

日比野は今季、２月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で初戦を突破するも、２回戦で敗退。それでも、４月のMUSC・ヘルス・ウィメンズ・オープン（アメリカ/チャールストン、クレー、WTA250）で８強入りを果たすと、６月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）では２年連続となる２回戦進出を決めた。

しかし、その後は手首の痛みの影響もあり、早期敗退が相次いだ。現在開催中のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000）では単複で出場したもののどちらも１回戦敗退。このタイミングで今季のツアーを終える決断となった。