テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間7日(現地6日)、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)は世界ランク35位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)に6-3, 1-6, 2-6の逆転で敗れ、2年連続3度目のベスト16進出とはならなかった。試合後、シフィオンテクは「良い時間を過ごせなかった」と語った。
>>【動画】世界1位シフィオンテク撃破!プチンセワ勝利の瞬間!<<>>ガウフ、ルバキナら ウィンブルドン組合せ<<世界ランク1位のシフィオンテクは先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で四大大会5度目の優勝を達成しウィンブルドンを迎えた。
同大会に出場するのは5度目で最高成績は昨年のベスト8となっているが、四大大会の中では最も成績を残せておらず、今後のキャリアで生涯グランドスラム(四大大会全制覇)を狙うにあたり、シフィオンテクにとっては鬼門の大会となる。
今大会は1回戦で世界ランク49位の
S・ケニン(アメリカ)、2回戦で同85位の
P・マルティッチ(クロアチア)を下し、4月から続く連勝を21に伸ばし3回戦を迎えた。
しかし、3回戦、幸先よく第1セットを先取したシフィオンテクだが試合を通してプチンセワの2倍以上となる38本のアンフォーストエラーを記録。第2セット以降はミスが目立ち4度のブレークを許し、1時間59分で力尽きた。
試合後の会見でシフィオンテクは「第2セット、彼女を完全に復活させてしまった。そうすべきではなかったが、私はいくつかミスを犯した。彼女は間違いなくチャンスを活かしたと思う」とコメント。
また、“いつかこのタイトルを獲得するという決意はどれくらいありますか?他のグランドスラム大会よりも優先するものですか?”との質問を受け次のように答えた。
「もし2か月後にもう一度ウィンブルドンに出場するなら、本当に本当に決意を固めて、間違いなく一生懸命集中して取り組むだろう。でも、それは1年後になる。1年後に何が起きるかは分からない。もちろん、どの大会でも気合は入っている。でも、シーズンのこの時期は簡単ではない。シーズンの真ん中でサーフェスが変わる」
「人生最高のテニスをしていると感じている場所(クレー)から、少し苦戦する別のサーフェス(芝)に行くのは簡単ではない。そういったことすべてが重なって、ウィンブルドンではあまり良い時間を過ごせなかった。でも、もっとうまくできると思う。大会にもっとエネルギーを持って臨めば、乗り越えて正しいことに集中できると思う」
なお、勝利したプチンセワは4回戦で第13シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。オスタペンコは3回戦で世界ランク97位の
B・ペラ(アメリカ)を6-1, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)、第11シードの
D・コリンズ(アメリカ)、第17シードの
A・カリンスカヤ、第21シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第31シードの
B・クレチコバ(チェコ)らが16強に駒を進めた。
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