男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は23日、シングルス決勝が行われ、第5シードの
T・ポール(アメリカ)が世界ランク30位の
L・ムセッティ(イタリア)を6-1, 7-6 (10-8)のストレートで破って優勝。今年2月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、ハード、ATP250)に続き今季2勝目をあげるとともに、24日付の世界ランキング更新で
T・フリッツ(アメリカ)を抜きアメリカ男子勢として初のトップに浮上することが決まった。
>>ポールが優勝!クイーンズクラブ組合せ<<>>錦織 圭vsナヴォーネ 1ポイント速報<<>>錦織 圭、フリッツら ロスシー国際組合せ<<決勝戦、ポールは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。ムセッティのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは4度のブレークチャンスを創出し、3度ブレーク。1時間28分で勝利し、キャリア通算3勝目を果たした。
今回の優勝でキャリアハイタイとなる世界ランク12位に浮上するポール。前週まで12位だったフリッツを抜き、自身初となるアメリカ勢トップとなることが決まった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはポールのコメントが掲載されている。
「アメリカ勢はみんな仲がいいんだ。僕たちはお互いに結果を出し合うことで刺激し合っている。つまり、僕らの間では間違いなく健全な競争が起きている。フランシス(ティアフォー)が昨日の夜、僕にメールをくれたんだ。というのも、彼が勝ち残ってプレーしているとき、僕はいつも『食べろ』って送る。だから昨日の夜、彼は僕に『早く食事を済ませろ』って送ってきたんだ。僕はそれを受け取って、すぐにそれを実行したよ(笑)」
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