男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)は16日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)が第7シードの
S・コルダ(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、今季2度目、通算9度目のツアー優勝を飾った。デ ミノーはこの勝利により、大会後の世界ランキングで自己最高となる7位浮上が確定した。
>>【動画】デ ミノーが今季2度目、通算9度目の優勝を決めた瞬間<<世界ランク9位で25歳のデ ミノーは今季、3月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で2連覇を達成。直近では前週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場し大会初のベスト8に駒を進めていた。
リベマ・オープンに出場するのは通算4度目であり、最高成績は2019年と2023年に記録したベスト8進出。今大会では初戦となる2回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク81位の
Z・ベルグス(ベルギー)、準々決勝で元世界ランク3位の
M・ラオニッチ(カナダ)、準決勝で第3シードの
U・アンベール(フランス)を下し決勝に進出した。
そして決勝戦、開始からサービスキープが続くとデ ミノーは第5ゲームから4ゲーム連取に成功し29分で先行する。続く第2セットでは2度のブレークを許すもリターンゲームで3度のブレークを奪い1時間34分で勝利した。
デ ミノーがツアー優勝するのは今回で通算9度目。芝大会のタイトルは2021年のロスシー・インターナショナル(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)に次ぐ2個目となった。
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