男子テニスの広州南沙国際チャレンジャー(中国/広州、ハード、ATPチャレンジャー)は3日、シングルス準々決勝が行われたが、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク279位の
清水悠太と第7シードで同178位の
M・クレッシー(アメリカ)の一戦は雨天によりファイナルセット途中で順延となった。なお、清水はSNSで待機時間が約7時間あったと明かしている。
>>ルブレフ、フリッツらマドリッドOP組合せ<<>>シフィオンテク、サバレンカらマドリッドOP組合せ<<24歳の清水は今季、2月のデリー・オープン(インド/ニューデリー、ハード、ATPチャレンジャー)と3月のハンブルグ・チャレンジャー(ドイツ/ハンブルグ、室内ハード、ATPチャレンジャー)で4強入り。
さらにダブルスではすでに2度優勝。2月のHCI バーニー国際2(オーストラリア/バーニー、ハード、ATPチャレンジャー)ではB・ロック(ジンバブエ)とのペアで、先月の深セン ローフー チャレンジャー(中国/深セン、ハード、ATPチャレンジャー)では
トゥロター・ジェームズとのペアでタイトルを掲げている。
今大会には予選第2シードとして出場するも予選決勝で敗退。それでもラッキールーザーで本戦入りすると1回戦では世界ランク183位のウォン・コールマン(香港)、2回戦では同212位のO・ジャシカ(オーストラリア)をいずれもストレートで下し8強入りした。
そして準々決勝の第1セット、第4ゲームで6度のブレークポイントを凌いだ清水は直後の第5ゲームでブレークチャンスを1度掴むも活かせず。その後は互いにサービスキープを続けるも終盤となる第10ゲームで清水はブレークを許し先行される。
続く第2セット、開始からサービスキープが続くも清水が第9ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをラブゲームでキープし1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、清水は第3ゲームでブレークに成功するも直後の第4ゲームでブレークバックを許す。しかし、ゲームカウント2-2の段階で雨脚が強くなり試合は一時中断。その後も雨は収まらず、試合時間が2時間を超えた一戦は清水から4-6, 6-4, 2-2の時点で結果的に翌日に順延となった。
順延決定後にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新した清水は「7時間くらい待ってキャンセル」とつづっている。
なお、同試合は日本時間4日のコート2の第2試合に組まれている。第1試合は日本時間4日12時(現地4日11時)に開始予定となっている。
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