女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)は20日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を6-3, 4-6, 6-3のフルセットで破り、大会初の決勝進出を果たした。
>>チチパス、ルードらバルセロナOP組合せ<<世界ランク4位で24歳のルバキナが同大会に出場するのは3年連続3度目。過去2度の出場はいずれも16強となっていた。
今大会は初戦の2回戦で同19位の
V・クデルメトバ、準々決勝で同14位の
J・パオリーニ(イタリア)を下し4強入りした。
準決勝の第1セット、ルバキナは第1ゲームでいきなりブレークを許したが、第3ゲームから怒涛の追い上げをみせ5ゲームを連取し、このセットを獲得する。
続く第2セット、互いにブレークポイントを掴むも活かせず終盤へ。しかし、ルバキナは第10ゲームでシフィオンテクにセットポイントととなるブレークポイントをものにされ、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ルバキナは第5ゲームでブレークに成功。その後、シフィオンテクに2度のブレークポイントを握られるも全て凌ぐと第9ゲームで2度目のブレークを奪い、2時間49分に及ぶ激闘を制した。
ルバキナは試合後「イガ(シフィオンテク)との試合は、いつものようにとてもタフだった。クレーコートで勝てて本当にうれしい。もちろん自信になるわ」と喜びを語った。
また、同大会で優勝すると大会冠スポンサーのポルシェから車を貰うことができることを念頭にオンコートインタビューで「あと1勝でポルシェに乗れますね。ボールを打つのと同じくら速く運転するんですか?」と問われたルバキナは「実は私、運転免許を持っていないの」とまさかの回答。会場は笑いに包まれた。
勝利したルバキナは決勝で世界ランク27位の
M・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。コスチュクは準決勝で第6シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)を下しての勝ち上がり。
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