女子テニスで元世界ランク1位の
大坂なおみは今週行われるオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(フランス/ ルーアン、室内クレー、WTA250)で今季7大会目を迎える。男子テニスでダブルス元世界ランク1位の
T・ウッドブリッジ(オーストラリア)はコンスタントに出場を進める同選手について「さらにグランドスラムで優勝することに真剣に取り組んでいることの表れ」と明かした。
>>大坂 なおみ、日比野 菜緒らWTA250ルーアン組合せ<<>>西岡 良仁vsムナル 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsオコネル 1ポイント速報<<四大大会4勝を誇る26歳の大坂は昨年7月に出産し、今シーズンの開幕とともにツアーに復帰。2月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)では今季初のベスト8進出を果たした。
その後、先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)で3回戦進出。続くマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では3回戦で今年3度目の対戦となった
C・ガルシア(フランス)にストレートで敗れベスト16進出を逃したものの、着々と調子を上げている。
4月までに7大会に出場したのは2018年以来6年ぶりのことであり、クレー大会は2022年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来、約2年ぶりの参戦となる大坂。このことにウッドブリッジは言及しており、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の公式サイトにコメントが掲載された。
「これは彼女がキャリアの中で下した最も重要な決断の1つだと思う。なぜなら、それは彼女が事実上、ゲームのトップに戻るために努力し、何でもするつもりであることを意味するからだ。これはナオミがより多くのグランドスラムで優勝することに真剣に取り組んでいることを示すもの。彼女はカムバックを約束したのだからね」
また、大坂が同時期に開催されるポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)ではなくオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール出場を決めたこと、今年は芝大会に出場することについても言及し次のように語った。
「試合に勝つためには明確な決断が必要だ。長い間試合から遠ざかっていたのにツアー大会で数試合プレーしグランドスラムで優勝するのは難しすぎる。もっと試合をこなす必要があるし、自分がそれをやり遂げたと感じる必要もあるんだ。彼女がクレーコートでこのようなことをしているのは良いことだと思う。より多くのボールを打たなければならないし、もう少し我慢強くなければならない。彼女のフィットネスや試合勘のレベルにとってもいいことだと思うね」
「遡って彼女の過去を振り返ると、この種の大会でのプレーを早い段階で避けていた。そして彼女がこれに取り組むのであればグラスコートシーズンにもきちんと取り組むだろうと思う。グラスは彼女にとってそれほど快適なものではないけど、既にプレーする決断を下している。“快適に感じなくても構わない。どこにでも身を置く”と彼女は決断したんだ。これは実際、彼女がより完全なプレーヤーになることを意味している」
大坂は今年3月にクレーコートシーズン後のグラスコートシーズンに出場することを発表。6月17日開幕のベルリン レディース オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)、24日に開幕するロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)への出場を予定している。
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