女子テニス協会のWTAは14日に動画を公開。元世界ランク1位の
M・シャラポワが登場しており、「キャリアで最も影響力のあった試合」や「キャリアで最も記憶に残る試合」などについて言及した。
>>ナダル、西岡 良仁らバルセロナOP組合せ<<>>大坂 なおみ、日比野 菜緒らWTA250ルーアン組合せ<<36歳のシャラポワは、2020年2月に現役引退を発表するまで36のタイトルを獲得。グランドスラムでは2004年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)、2006年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、2008年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、2012年・2014年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝している。
そして引退した2020年12月にイギリス人実業家のA・ギルケス氏との婚約を発表。2022年4月には妊娠を報告し、7月に第一子が誕生したことを明かしていた。
そして今回、シャラポワはWTAのインタビューに登場。4つのお題について質問を受け次のように答えた。
<お気に入りのタイトル>「お気に入りのタイトルはシュトゥットガルトに違いない。私はこの大会で3回優勝したけど本当にタフな試合やタフな戦いがあったし、常にチャレンジングなサーフェスだった。でも、そのトロフィーを掲げて3回もドライブすることができたわ(優勝した選手はポルシェを会場で運転するのが恒例)」
<キャリアの中で最も影響力のある試合>「最も影響力のあった試合は間違いなくウィンブルドンの決勝戦だった。17歳の少女だった私には正直何が起こったのかわからなかった。でも、あの決勝でプレーすることは夢のようだったわ。若い子なら誰もが夢見ることだと思う。あの舞台に立って、ウィンブルドンの歴史やイベント、そして自分自身の歩みを振り返ることができたのは本当に特別なことだった」
<キャリアの中で最も記憶に残る試合>「私はいつもこの試合の話をするので、何人かのファンは聞いたことがあるかもしれないけどそれは敗戦よ。マドリッド決勝で
J・エナン(ベルギー)に負けた試合ね。負けるのは本当に辛かったわ。試合は3時間もあった。彼女はとても手強い相手で、何度も試合を優位に進めたと思った。でも、結局のところ、それは意図されたものではなかった。受け止めるのは難しかったけど、数か月後の全豪オープンでその敗戦を勝利に変えることができた。それは私自身が成長するための学習経験だったと思う」
<テニスを見るか、プレーするか>「私はテニスを観るのが大好きよ。時差にもよるけど、年間を通してたくさん放送されているわ。でも必要以上には観ない。プレーはあまりしないわ。友達が誰も一緒にやってくれないからね。だから、コーチの一人が街に来るか、以前一緒に練習していたヒッティング・パートナーが“コートを予約したんだけど、僕のラケットにストリングを張ってくれないか”と言ってくれるのを待つしかない。そうじゃないと、誰も私とプレーしたがらないからね(笑)」
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