男子テニスで元世界ランク26位の
L・ロソル(チェコ)は4日、自身のSNSで現役引退を発表した。
>>【動画】ロソルがナダルを破った試合(2012年ウィンブルドン)<<38歳のロソルは2004年にプロに転向。ツアー大会ではシングルスで2度の優勝経験があり、2014年9月にはキャリアハイとなる世界ランク26位を記録した。
四大大会では全大会で勝利をマークしており、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では1度、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2度、3回戦に進出した。
世界ランク100位で臨んだ2012年のウィンブルドン2回戦では、当時世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)を6-7 (9-11), 6-4, 6-4, 2-6, 6-4のフルセットで破る大番狂わせを起こし、多くのファンに鮮烈な印象を残した。
また、国別対抗戦のデビスカップではチェコ代表のメンバーとして2012年と2013年の連覇に貢献している。
ロソルは自身のインスタグラムで「全てはいつか終わります。この決断に至るのはプロのアスリートなら誰でもわかるように、まったく簡単なことではありませんでした。テニスは私の人生の全てで、今もそうだし、これからもそうでしょう」と心境を語った。
さらに、家族やコーチなどに感謝を述べたうえで「友人の皆さん、本当に大変な旅でしたが、この夢が叶ったことに感謝します」とコメントした。
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