女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は8日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク56位の
D・コリンズ(アメリカ)を6-3, 6-0のストレートで破り、初戦突破を果たすとともに4年連続の3回戦進出を決めた。
>>大坂 なおみvsサムソノヴァ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<世界ランク1位のシフィオンテクは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)3回戦で
L・ノスコヴァ(チェコ)に敗れたものの先月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)では大会3連覇を達成。続くドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)ではベスト4に駒を進めた。
BNPパリバ・オープン本戦に出場するのは4年連続4度目。2022年には初優勝を飾り昨年は4強入りしている。シード勢は1回戦免除のため初戦となる2回戦に登場したシフィオンテクは30歳で元世界ランク7位のコリンズと顔を合わせた。
この日の第1セット、互いにブレークポイントを掴むと終盤となる第8ゲーム、シフィオンテクが40-0としブレークチャンスを迎える。最後はコリンズがダブルフォルトを犯してブレークに成功し先行する。
続く第2セット、強烈なショットでコリンズにプレッシャーを与えるシフィオンテクは第1ゲームでいきなりブレークに成功。一気に6ゲームを連取し、1時間21分で勝利した。
大会の公式サイトはシフィオンテクのコメントを掲載しており「この大会で良いスタートを切れたことをうれしく思う。最初のラウンドは簡単ではないからね。特に彼女(コリンズ)は本当に強いボールを打ってくるし予測不可能なプレーをする。全てに備えるつもりでいたので、それができてうれしいわ」と語った。
「少しの差だけど、最終的には大事な場面やブレークポイントで良いプレーをする準備ができていた。彼女がどんなプレーをしても集中力を維持し自分のゲームをプレーできて本当にうれしいわ」
勝利したシフィオンテクは3回戦で第26シードのノスコヴァと対戦する。ノスコヴァは2回戦で世界ランク106位の
C・ジョルジ(イタリア)を6-4, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第7シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)、第12シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)、第13シードの
J・パオリーニ(イタリア)、第17シードの
V・クデルメトバらが3回戦に駒を進めた。
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