テニスの国別対抗戦ユナイテッドカップ(オーストラリア/パース/シドニー、ハード)は1日にポーランド対スペインの一戦が行われ、女子シングルスでは世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)が同33位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)を6-2, 6-1のストレートで下した。試合後、シフィオンテクは
大坂なおみの復帰について質問を受け「本当にうれしい」と述べた。
>>大坂 なおみvsプリスコバ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、サバレンカらブリスベン国際の組合せ<<ユナイテッドカップは男女共催の国別対抗戦で、2024年シーズンの開幕戦。18ヵ国がパースとシドニーの2都市6グループに分かれ、男子シングルス、女子シングルス、そして混合ダブルスの計3試合で勝負する。各グループを首位で通過した6ヵ国が準々決勝に進出し、残り2枠は2位の中で成績が良い国が選出される。
1日にはパースでポーランド対スペインの一戦が行われた。第1試合、男子シングルスでは世界ランク9位の
H・フルカチュ(ポーランド)が同26位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に6-3, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、ポーランドは先勝を許す。
それでも第2試合、女子シングルスには女王シフィオンテクが登場。第1セット、互いにブレークポイントを握りあうとシフィオンテクが第6ゲームで先にブレークに成功。そのまま4ゲームを連取し先行する。
続く第2セットではファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得したシフィオンテク。ソリベス=トルモに1ゲームしか取られることなく、1時間28分で勝利した。
第3試合のダブルスではシフィオンテク/ フルカチュ組が圧勝。ソリベス=トルモ/ ダビドビッチ フォキナ組に6-0, 6-0のストレート勝ちを収めてポーランドに勝利をもたらした。
女子テニス協会のWTAは公式Xにシフィオンテクのコメントを掲載。同日のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)で約1年3ヵ月ぶりに復帰し、初戦突破を果たした元世界ランク1位の大坂なおみについて次のように語った。
「彼女が戻ってきてくれて本当にうれしい。彼女はコート外でもとても元気だと聞いている。彼女に会えることはうれしいし、久しぶりに会いたいわ。彼女のテニスはいつも素晴らしかった。浮き沈みがあったかもしれないけど、素晴らしいプレーをしているときに勝つのは難しかった。彼女は4年間で4つのグランドスラムを制した。本当に素晴らしい。彼女はそれが可能であることを示したわ」
なお、シフィオンテクと大坂は過去に2度対戦し1勝1敗。直近では2022年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)決勝戦で対戦しており、シフィオンテクが6-4, 6-0のストレート勝ちを収めた。今シーズン、対戦が実現すれば約2年ぶりとなる。
■関連ニュース
・大坂なおみ 1年3ヵ月ぶり復帰戦で白星・大坂なおみ 復帰戦で勝利「緊張した」・21年全米女王「肩の荷下りた」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング