女子テニスのカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)は14日にシングルス3回戦が組まれ、世界ランク747位の
大坂なおみは同37位の
L・ツレンコ(ウクライナ)と対戦予定であったが、ツレンコの試合前棄権により大坂は不戦勝となり、思わぬ形で復帰後初のベスト8進出を果たすとともに、約1年10ヵ月ぶりのツアー準々決勝に駒を進めた。
>>大坂vsツレンコ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみら出場カタールOP組合せ<<26歳の大坂は昨年7月に出産し、今シーズンの開幕とともにツアーに復帰。開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)では初戦を突破し2回戦で敗退。その後の2大会はいずれも初戦で姿を消している。
復帰後4大会目となった今大会には、スペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)46位を利用して出場し、1回戦で第15シードの
C・ガルシア(フランス)、2回戦で世界ランク67位の
P・マルティッチ(クロアチア)をいずれもストレートで破り、復帰後初の2回戦突破を決めた。
両者は4度目の顔合わせで大坂の2勝1敗だが、直近の対戦である2019年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、プレミア)準決勝ではツレンコにストレート負けを喫している。
そのツレンコは2回戦で第4シードの
O・ジャバー(チュニジア)を6-3,6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
この試合の勝者は準々決勝で世界ランク28位の
L・ノスコヴァ(チェコ)と同59位の
Ka・プリスコバ(チェコ)のどちらかと対戦する。
【ディアドラ】3年ぶり日本再上陸
公式ストア限定で最新ウエア&シューズを発売中。
■関連ニュース
・大坂、出産時は「人生最悪の痛み」・処分取り消しも「19カ月は苦痛」・ジョコが応戦「黙っていろ」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング