テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、車いすテニス女子シングルス決勝が行われ、第2シードの
上地結衣は第1シードの
D・デ フロート(オランダ)に5-7, 4-6のストレートで敗れ、2020年以来4年ぶり3度目の優勝とはならなかったものの2年連続7度目の準優勝を果たした。
>>坂本 怜 全豪OPジュニア男子決勝 1ポイント速報<<>>サバレンカvsジャン 全豪OP女子決勝 1ポイント速報<<29歳で世界ランク2位の上地が同大会に出場するのは11年連続12度目であり、2017年と2020年大会では優勝を飾っている。昨年は決勝でデ フロートに逆転負けを喫した。
今大会、1回戦と2回戦で2ゲームしか取られず4強入りすると準決勝では世界ランク11位の
K・モンジャニ(南アフリカ)を6-1,6-4のストレートで下し決勝進出を決めた。
この日の第1セット、強烈なショットに苦しみゲームカウント2-5とされた上地だが、9本のダブルフォルトを犯したデ フロートのミスを逃さずブレークバックを続けゲームカウント5-5に追いつく。それでも第12ゲームで5度目のブレークを許し先行される。
続く第2セット、開始から互いにサービスキープができず、ブレークを奪い合って終盤へ。ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲーム、上地はブレークチャンスを握ることができず、最後は自身のショットがミスとなりサービスキープを許して1時間36分で力尽きた。
勝利したデ フロートはこの勝利によりグランドスラム13連覇。一方、敗れた上地はデ フロートに対してマッチ27連敗となった。
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