車いすテニスで女子世界ランク2位の
上地結衣は8日に自身のSNSを更新し、7日に引退会見を行った
国枝慎吾に向けて感謝と激励のメッセージを送った。
男子車いすテニスを牽引してきた国枝はグランドスラムの車いすテニス部門で男子歴代最多となる50回(シングルス28回、ダブルス22回)の優勝、パラリンピックのシングルスで3度の金メダルを獲得して生涯ゴールデンスラムを達成。先月22日に現役引退を発表した。
一方、女子車いすテニスを牽引する上地は2014年に世界ランク1位に上り詰め、これまでグランドスラムでシングルス8度の優勝を誇りダブルスでは年間グランドスラムを2014年に達成している。
上地は8日にInstagramを更新し、メッセージをつづった。
「初めて一緒にテニスをして頂いた中学生。グランドスラムでのダブル優勝。隣には並べなかった東京パラリンピック」
「常に私たちの前一歩も二歩も先を進んでて、何とか追いつきたくて。国枝さんがいてくださったからここまで来れました」
上地は先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で、単複とも決勝に進出。決勝では現在グランドスラムのシングルスを2020年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)から10大会連続で制している絶対女王
D・デ フロート(オランダ)の壁に阻まれ、準優勝をおさめている。
>>上地結衣 公式インスタグラム<<
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