テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、女子シングルス準決勝が行われ、第12シードの
ジャン・チンウェン(中国)が予選を勝ち上がった世界ランク93位の
D・ヤストレンスカ(ウクライナ)を6-4, 6-4のストレートで破り、中国人女子選手では2014年に優勝した元世界ランク2位の
リー・ナ(中国)以来 史上2人目のグランドスラム決勝進出を果たした。
>>サバレンカvsジャン 全豪OP女子決勝 1ポイント速報<<>>サバレンカ、ジャンら全豪オープン組合せ<<21歳で世界ランク15位のジャンが同大会に出場するのは3年連続3度目。2022年と2023年は2回戦で敗れた。
今大会には第12シードとして出場すると、1回戦で同76位の
A・クルーガー(アメリカ)、2回戦で同54位の
K・ボールター(イギリス)を下し大会初の3回戦に進出。その後3回戦で同94位の
ワン・ヤファン(中国)、4回戦で同95位の
O・ドダン(フランス)、準々決勝で同75位の
A・カリンスカヤを下し4強入りした。
この日の第1セット、第2ゲームでブレークを許したジャンだったが直後の第3ゲームでブレークバックに成功。その後はサービスキープが続くも第7ゲームでブレークチャンスを握ると最後はヤストレンスカのボールが大きくアウトとなりブレークを奪う。
第7ゲーム終了後には腹部を痛めたヤストレンスカがメディカルタイムアウトを取る。約7分間の中断を経て再開されると第8ゲーム、ミスが重なったジャンは強烈なリターンエースを決められブレークバックのチャンスを与える。それでも粘りのプレーでキープするとその後ブレークを許さず先行する。
続く第2セット、第2ゲームでブレークに成功したジャンだったが、直後の第3ゲーム、粘りを見せたヤストレンスカの鋭いボールを返球できず、すぐさまブレークバックを許す。それでも第7ゲーム、ヤストレンスカのミスが続きブレークチャンスを得ると最後はラリーを制し2度目のブレーク。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで1本目のマッチポイントをものにし、1時間42分で勝利した。
勝利したジャンは決勝で第2シードの
A・サバレンカと対戦する。サバレンカは準決勝で第4シードの
C・ガウフ(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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