男子テニスのアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)は12日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの
A・ブブリク(カザフスタン)は世界ランク62位の
J・ドレイパー(イギリス)に6-7 (2-7), 4-6のストレートで敗れ、優勝した2023年10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来となる決勝進出とはならなかった。この試合、第2セットの第3ゲームでブブリクは意表を突くアンダーサーブを披露するとネット際ではラケットのグリップでボレーを決めた。
>>【動画】アンダーサーブからラケットの持ち手でボレー、ブブリクが大胆プレーで会場沸かす<<>>西岡 良仁、ダニエル 太郎、綿貫 陽介、ジョコビッチら全豪オープン組合せ<<26歳で世界ランク31位のブブリクは今大会でシーズンを開始させると、1回戦で同278位の
J・マッケイブ(オーストリア)、2回戦で同40位の
D・エヴァンス(イギリス)、準々決勝で第4シードの
L・ムセッティ(イタリア)を下し4強入りした。
準々決勝の第1セット、開始から2度のブレークを奪い合うとタイブレークに突入。ブブリクは2度のミニブレークを許すと最後はドレイパーのフォアハンドウイナーを返しきれず先行される。
続く第2セット、第3ゲームでトリッキーなプレーから会場を沸かせたブブリクは40-0とした場面でアンダーサーブを選択。ドレイパーの返球が放物線を描き、コートに返ってくるとそれをラケットのグリップ部分で決める大胆なプレーを披露し歓声を味方に付ける。
しかし、第5ゲーム、ブブリクは30-40とブレークポイントを握られると最後はダブルフォルトを犯しブレークを許す。その後はブレークを返すことができず、1時間36分で力尽きた。
なお、勝利したドレイパーは決勝で第7シードの
J・レヘチカ(チェコ)と対戦する。レヘチカは準決勝で第3シードの
S・コルダ(アメリカ)を6-2, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
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