男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は1日、シングルス2回戦が行われ、昨年王者で第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)が世界ランク108位の
D・ティーム(オーストリア)を6-4, 6-2のストレートで破り、2年連続の初戦突破を果たすとともにベスト16進出を決めた。
>>ジョコらパリマスターズ組み合わせ<<昨年の同大会では初出場ながら
S・ワウリンカ(スイス)や
H・フルカチュ(ポーランド)、
A・ルブレフ、
F・オジェ アリアシム(カナダ)らを破りタイトルに王手をかけると、決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)をフルセットで下し「ATPマスターズ1000」初のトロフィーを掲げた20歳のルーネ。
今大会はシードとして出場し、1回戦が免除に。元世界ランク3位のティームとの2回戦が初戦となった。
この試合、ルーネは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。ストローク戦ではミスもあり5度のブレークチャンスをティームに与えたが、強烈なサービスなどを駆使し凌いだ。
リターンゲームでは6度のブレークチャンスを作り3度ブレークに成功。1時間31分で勝利し、16強入りを決めた。
3回戦では世界ランク54位の
D・アルトマイアー(ドイツ)と対戦する。アルトマイアーは2回戦で第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)と顔を合わせる予定だったが、フリッツが腹部の張りで棄権。不戦勝で3回戦進出を決めている。
同日には第1シードのジョコビッチや第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第10シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第11シードのフルカチュ、第13シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)らが3回戦へ駒を進めた。
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