メドボーナス賞金 9千万円獲得

メドベージェフ（ロッテルダム）

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク３位のＤ・メドベージェフは、「ATP500ボーナスプール」で首位となり、賞金60万ドル（約9,000万円）を手にした。

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「ATP500ボーナスプール」とは、今季から男子プロテニス協会のATPが実施しているもので、今シーズン開催された１３個のATP500グレードの大会で獲得ポイントが多かった上位５選手に130万ドル（約1億9,600万円）が分配されるというもの。

全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）後のいずれか１大会を含む４つのATP500の大会に出場することが条件となっている。

今季メドベージェフはATP500の大会に５大会出場し、２大会で優勝、２大会で準優勝、１大会でベスト８という好成績を残し、今回のボーナス賞金を手にした。

２位以下はＣ・アルカラス（スペイン）、Ｊ・シナー（イタリア）、Ａ・ズベレフ（ドイツ）、Ａ・デミノー（オーストラリア）となっており、この４選手に残りの賞金70万ドル（約1億500万円）が分配される。

また、メドベージェフは９つのATP1000グレードの大会とNitto ATPファイナルズ（イタリア/トリノ、室内ハード）の合計獲得ポイント上位３０選手に2,000万ドル（約30億2,400万円）が分配される「ATPマスターズ1000ボーナスプール」でも、現在１位のアルカラスと90ポイント差の2位につけている。

「ATPマスターズ1000ボーナスプール」の最終順位は現在行われているロレックス・パリ・マスターズ（フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ）と１２日に開幕するNitto ATPファイナルズ後に決定する。

【メドベージェフの今季のATP500大会の結果】

２月 ABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500）優勝

３月ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500）優勝

６月テラ・ウォルトマンオープン（ドイツ/ハレ、芝、ATP500）ベスト８

９月チャイナ・オープン（中国/北京、ハード、ATP500）準優勝

１０月エルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500）準優勝