女子テニスの鄭州オープン(中国/鄭州、ハード、WTA500)は11日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク24位のジャン・チンウェンが第3シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで破り、初出場となった母国大会でベスト8進出を果たした。
>>ルブレフ、ディミトロフら上海MS組合せ<<先月行われた第19回アジア競技大会のテニス部門で金メダルを獲得した21歳のジャン。しかし、前週行われたチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)では1回戦で第5シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)に屈し初戦敗退となっていた。
その後、鄭州に移動したジャンは今大会、1回戦で
K・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-4, 6-3のストレートで下し初戦突破。2回戦では過去2試合戦い全敗している世界ランク6位のサッカリと顔を合わせた。
第1セットの第3ゲーム、ネットプレーからのスマッシュでブレークポイントを握ったジャン。最後はサッカリのボールがアウトとなりブレークに成功。その後、互いにブレークポイントを握ると第8ゲーム、ジャンのフォアハンドが外れブレークバックを許す。
接戦となったこのセットはタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功したジャンは6-2と大きくリードすると最後はサッカリのボールがネットにかかり先行する。
続く第2セット、第3ゲームでブレークポイントを握られたジャンだったがフォアハンドウイナーを決めるなどしサービスをキープ。その後、第6ゲームでは鋭いリターンからファーストポイントを取り40-0とブレークポイントを握る。最後はサッカリがミスショットを犯しブレークに成功。
サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲーム、40-0とすると最後はサービスエースで締め、1時間49分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにジャンのコメントを掲載し「ゲームプランはアグレッシブにいくことだった。過去数回、彼女(サッカリ)と対戦したときはアグレッシブさが足りなかったと記憶している。同じ場所に長く留まりすぎたんだとね。また、ファーストサーブのパーセンテージを上げ、もっとミドルを返すようにした。今夜はいいプレーができたと思う」と語った。
勝利したジャンは準々決勝で世界ランク28位の
A・カリーニナ(ウクライナ)と対戦する。カリーニナは2回戦で同369位の
V・ズヴォナレーワを7-5, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク31位の
J・パオリーニ(イタリア)と同43位の
L・ツレンコ(ウクライナ)が8強に駒を進めた。
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