テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間3日(現地2日)、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)を6-3, 7-5, 3-6, 6-4の激闘の末に下し、2年ぶり14度目のベスト4進出を果たした。試合後、ジョコビッチは準決勝で対戦する第2シードの
C・アルカラス(スペイン)について、「食らいつければチャンスはある」と語った。
>>【動画】ジョコビッチ 娘直伝のK-POPダンスで勝利をお祝い<<>>大坂 なおみvsムチョバ 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラス、ジョコビッチら 全米OP組合せ<<>>【賞金】全米OP 4強入りでいくら獲得?<<38歳で世界ランク7位のジョコビッチが同大会に出場するのは3年連続19度目。過去4度の優勝を飾っている。
今大会は1回戦で世界ランク50位の
L・ティエン(アメリカ)、2回戦で予選勝者で同145位の
Z・スヴァイダ(アメリカ)、3回戦で同35位の
C・ノリー(イギリス)、4回戦で予選勝者で同144位の
J・シュトルフ(ドイツ)を下し8強入りした。
27歳で世界ランク4位のフリッツとの顔合わせとなった準々決勝、ジョコビッチは8本のダブルフォルトを犯し、13度のブレークポイントを握られるも2ブレークに抑え、自身は4度のブレークに成功。試合中盤では地元の声援を受けるフリッツの勢いに押され第3セットを落としたものの、集中を切らさず勝利を収め、世界ランク2位のアルカラスが待つ準決勝に駒を進めた。
会見でジョコビッチは、「第2・第3セットは彼(フリッツ)の方が良いプレーをしていた。その中でも自分はただ耐えて、ラリーをつなぎ、彼に打たせることを意識していた。こういう日は、粘って、ハートで戦わないといけない。最後はそのファイトが勝利をもたらしたと思う」と試合を振り返った。
さらに、ジョコビッチは今大会の優勝候補である世界ランク1位の
J・シナー(イタリア)とアルカラスについても言及した。
「世界最高の2人だということは誰もが知っている。ほとんどの人が彼らの決勝を予想しているはず。でも、僕はそのプランを崩したいんだ。彼らが今大会で1番のテニスをしているのは確かだし、序盤から圧倒的だった。ただ、僕も白旗を掲げてコートに立つつもりはないよ。今シーズンもまたグランドスラムの準決勝に進んだし、年初から最高のテニスを見せたい、結果を残したいと言ってきた。だからここにいる。(準決勝では)コンディションを整えて、カルロス(アルカラス)に食らいつければチャンスはある。どちらに転んでもおかしくない試合になるはず」
[PR]大坂 なおみ 第11日に登場
8/24~9/8 全米オープンテニス
WOWOWで連日独占生中継!■WOWOWオンデマンドはこちら
■関連ニュース
・錦織 圭ら 日本代表5選手が決定・世界3位ズベレフ 日本戦は不参加・伊藤 あおい ベストショット候補に■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング