男子テニスのLTP チャレンジャー(アメリカ/チャールストン、ハード、ATPチャレンジャー)は1日にシングルス決勝が行われ、世界ランク274位の
A・シェルバイ(ヨルダン)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同263位のO・クローフォード(アメリカ)を6-2, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで下し優勝を飾るとともに、ヨルダン人選手として初のATPチャレンジャー大会のタイトルを獲得する快挙を達成した。
>>メドベージェフvsズベレフ 準決勝 1ポイント速報<<>>アルカラスvsシナー 準決勝 1ポイント速報<<2021年にラファ・ナダル アカデミーを卒業した現在19歳のシェルバイは、今年2月のバーレーン・チャレンジャー(バーレーン/マナマ、ハード、ATPチャレンジャー)で準優勝を飾り、その翌週に行われたカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)では初のツアー本戦出場を果たした。
さらに4月のスルプスカ・オープン(ボスニア・ヘルツェゴビナ/バニャ・ルカ、クレー、ATP250)ではヨルダン人選手として初めてツアー本戦勝利を飾っている。
今大会、シェルバイは1回戦から3試合に勝利し4強入りすると、準決勝では同197位の
R・ペニストン(イギリス)を逆転で破り決勝進出を果たした。
決勝戦の第1セット、シェルバイは序盤で4ゲーム連取を果たし先行する。第2セットをタイブレークの末に落としたシェルバイだったが、ファイナルセットでは第2ゲームで奪ったブレークを最後まで守り切り、チャレンジャー大会初のタイトルを獲得した。
チャレンジャー大会での優勝はヨルダン人選手としては初めてで、アラブ圏出身選手としては史上最年少の快挙となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のシェルバイのコメント掲載。
シェルバイは「ヨルダンを代表してこのような高いレベルの大会に出場することは、僕にとって特別なこと。このような素晴らしい大会で優勝できたことは、僕にとって大きなタイトルで、これまでのキャリアの中でも最大のことだよ」と喜びを述べた。
さらに今後に向け「一番は体力だね。まだ体が成長しきっていないように感じている。フィットネスコーチと一緒にジムでトレーニングを続けて時間をかければ、自分の持っているスキルを向上させるのに大いに役立つと思う」とも語った。
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