tennis365.netは今月行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)期間中に女子テニスで現在ジュニア世界ランク8位の
クロスリー真優にインタビューを行った。
>>【画像】笑顔のクリス・エバートとクロスリー真優(8強入りした全仏OP)<<東京都出身で17歳のクロスリーはアメリカ人の父親と日本人の母親を持ち、現在は四大大会女子シングルス18勝を誇る
C・エバート(アメリカ)が代表を務めるアメリカのエバートテニスアカデミーを拠点としている。
クロスリーはジュニア国際大会ですでに5度の優勝を果たしており、昨年12月にはジュニア選手の登竜門となっているオレンジボウル(アメリカ/プランテーション、クレー、ITFグレードA)で優勝を飾った。
そして今年6月に行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ジュニアのシングルスでは日本人選手として5年ぶりのベスト8進出を果たし、ジュニア世界ランキングで自己最高となる5位にたった。
その後、手首を故障し全米オープンには出場できるか不透明な状態でニューヨーク入りしたが、同大会は大事を取り欠場した。
tennis365.netは全米オープンの会場を訪れていたクロスリーにインタビューを行った。
【クロスリー真優 インタビュー】
Q. アメリカに渡った経緯を教えてください。
「2年前まではずっと日本で生活もトレーニングもしていました。2年前からフロリダでテニスのトレーニングをし始めました」
「(渡米の理由は)1つはやっぱり日本だと練習環境が限られていたことです。コロナの影響もあってなかなかテニスが思うようにできませんでした。アメリカの方が環境も充実していて英語の勉強もできるので、そのほうが将来のためにいいかなと思ってアメリカに来ました」
Q. 渡米前は英語はどれくらい喋れたんですか?
「全く喋れなかったです(笑)」
Q. アメリカに来てみてどんな変化がありましたか?
「本格的なトレーニングが多くなったので、テニスに限らずより体力とかパワーがつきました。もちろん英語力も含めて成長できたかなと思います」
Q. エバートさんから直接指導を受けることはありますか?
「たまに見て頂いていて、ボレーとかを指導してくださります」
Q. 憧れの選手はいますか?
「憧れの選手は
Ka・プリスコバ(チェコ)選手です。プレースタイルは全然違うんですけど、すごくきれいなテニスなので憧れています」
Q. テニス面でこれから伸ばしていきたい部分を教えてください。
「この2年間で、サーブとかボレーとか細かい技術がより良くなりました。これからはもっと筋力をつけてパワフルなボールが打てるようにトレーニングをしていきたいです」
「(全仏オープンで敗退した準々決勝では)パワーに押されてベースラインからどんどん離れちゃってディフェンシブなテニスになってしまったので、もっとベースラインに近いところでアグレッシブにテニスができるようにトレーニングしていきたいです」
Q. 今後の目標を教えてください。
「今後はプロの大会にも出始めて、もっとランキングを上げてもっとハイレベルな大会で色々な選手に挑戦できるように成長していきたいです」
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