男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は7日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク28位の
A・ブブリク(カザフスタン)は第15シードの
H・フルカチュ(ポーランド)に3-6, 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、初戦敗退となった。試合後に敗れたブブリクはネット際でフルカチュに粋な声掛けを行った。
>>【動画】「二度と対戦したくない」ブブリクが言い放った実際のシーン<<>>アルカラス、ダニエルらナショナルバンクOP組合せ<<ブブリクが同大会に出場するのは3年連続3度目。最高成績は2021年の2回戦進出となっている。
迎えた1回戦、ブブリクは10本のサービスエースを放つもダブルフォルトも10本犯す。アンフォースドエラーは6本に抑えたフルカチュに対し、ブブリクは17本を記録。安定感でフルカチュに上回られ、1時間16分で初戦敗退となるとともに、フルカチュに対してはこれで6連敗となった。
試合後、12歳の時からお互いに知っているという両者は笑顔で健闘を称え合い握手を交わすと、ブブリクはフルカチュに「人生で二度と対戦したくない」と冗談交じりに賛辞を贈った。
ブブリクはこれまで敗れた試合で握手を交わす際に「きみは人間じゃないよ」「素晴らしいプレーだった」などと冗談を交えながら相手を笑顔で称えることがあり、今回もブブリクらしい賛辞となった。
一方その賛辞を受け取ったフルカチュは2回戦で世界ランク44位の
M・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。キツマノビッチは1回戦で同101位の
C・ガリン(チリ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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