男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は29日、シングルス準決勝が行われ、第6シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第2シードの
L・ソネゴ(イタリア)を6-3, 6-4のストレートで破り、ツアー大会では2019年10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来 約3年9カ月ぶりの決勝進出を果たすとともに大会17年ぶりの優勝に王手をかけた。
>>【動画】ワウリンカ 決勝進出決めた瞬間、17年ぶり大会Vに王手<<>>錦織、西岡ら出場、次週開幕ムバダラ・シティ・オープン組合せ<<>>錦織vsハリス 1ポイント速報<<前週のEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)では2回戦で敗れた38歳のワウリンカ。ウマグでのツアー大会に出場するのは2007年以来16年ぶり5度目であり、2006年には決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下してツアー初優勝を飾った。
今大会、1回戦では予選を勝ち上がった世界ランク129位のF・ミソリッチ(オーストリア)、2回戦で同108位の
F・コリア(アルゼンチン)、準々決勝で第4シードの
R・カルバレス バエナ(スペイン)を下し4強入りを決めた。
準決勝の第1セット、互いにサービスキープが続くとワウリンカが第8ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった直後の第9ゲームでは1度のブレークポイントを凌ぐと3度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セットではファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得したワウリンカ。1度もブレークチャンスを与えず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークに成功し、1時間26分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにワウリンカのコメントを掲載し「試合には満足しているよ。本当にいいプレーができたと思うし、今週最高の試合だったね。明日の決勝に進出できて本当にうれしいよ」と語った。
勝利したワウリンカは決勝で世界ランク90位の
A・ポピリン(オーストラリア)と対戦する。ポピリンは準決勝で第7シードの
M・アルナルディ(イタリア)を6-7 (2-7), 7-5, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
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