男子テニスのホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は19日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している
K・アンダーソン(南アフリカ)が世界ランク145位の
G・ブラウワー(オランダ)(オランダ)を6-3, 7-6 (8-6)のストレートで破り、約1年2ヵ月ぶりとなる現役復帰大会でベスト8進出を果たした。
>>【動画】アンダーソン 強烈サーブで8強入り<<元世界ランク5位のアンダーソンは現在37歳。昨年5月に引退を発表するまでに通算7度のタイトルを掲げ、2017年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と2018年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では準優勝に輝いている。
そして今月7日、アンダーソンは2021年に優勝を飾ったホール・オブ・フェーム選手権で現役に復帰することを発表。1回戦では世界ランク141位の
G・ディアロ(カナダ)(カナダ)を6-3, 6-2で下し、復帰戦を白星で飾っていた。
2回戦、アンダーソンは11本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。ブラウワーに7度のブレークチャンスを与えながらもこれをすべて凌ぐ粘りを見せ、1時間45分で勝利を決めた。
準々決勝では第3シードの
U・アンベール(フランス)と対戦する。アンベールは2回戦で世界ランク197位の
S・ジョンソン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
T・ポール(アメリカ)、第2シードの
A・マナリノ(フランス)、第4シードの
M・マクドナルド(アメリカ)、世界ランク126位の
J・イズナー(アメリカ)らが8強へ駒を進めた。
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