テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、シングルスのドローを公開。第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)は1回戦で世界ランク90位の
D・ティーム(オーストリア)と対戦することが決定した。また、この試合の勝者は2回戦で同39位の
A・マレー(イギリス)と顔を合わせる可能性がある。
>>西岡、ダニエルらウィンブルドン組合せ<<世界ランク5位のチチパスがウィンブルドンに出場するのは6度目。最高成績は2018年に記録したベスト16進出であるが、その後は成績が安定せず昨年大会では3回戦で
N・キリオス(オーストラリア)に敗れている。
さらに、ここまで2つの芝大会に出場しているものの6月のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)では初戦となる2回戦で、翌週のテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では初戦突破を果たすも2回戦で、現在行われているマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)では初戦となる2回戦で敗れている。
一方、2019年以来4年ぶり7度目の出場となる29歳のティームもウィンブルドンでは好成績を残せず。2017年の16強入りが最高成績であるが、その他は2度の2回戦敗退、3度の初戦敗退となっている。
また、チャレンジャー大会を含む直近の芝2大会では初戦敗退となっている。
両者は過去に9度対戦しており、ティームの5勝4敗。直近では今年4月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)1回戦で対戦しており、チチパスが3-6, 6-1, 7-6 (7-5)の逆転勝ちを収めている。
その他、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)は世界ランク534位の
J・シャルディ(フランス)と、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は同67位の
P・カチーン(アルゼンチン)と顔を合わせることが決定している。
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