男子テニスのロスシー・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、ATPチャレンジャー)は16日にシングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する第1シードの
A・マレー(イギリス)が第8シードの
D・ストリッカー(スイス)を7-6 (7-5), 7-5のストレートで破り、チャレンジャー大会で2週連続のベスト4進出を果たした。この試合でマレーが利き手とは逆の左手でショットを放ちポイントに繋げる場面があった。
>>【動画】マレー、左手でショット放ちポイント獲得!<<先月のエクスプロヴァンス・オープン(フランス/エクサンプロヴァンス、クレー、ATPチャレンジャー)で約18年ぶりにチャレンジャー大会優勝を飾った元世界1位のマレー。その後、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の欠場を発表し芝シーズンに備え調整を続けてると前週のレクサス・サービトン・トロフィー(イギリス/サービトン、芝、チャレンジャー)を制し今季チャレンジャー大会2勝目をあげた。
今大会では1回戦で予選を勝ち上がった世界ランク194位の
J・デ=ルーレ(ベルギー)、2回戦で同127位の
H・グルニエ(フランス)を下し8強入りした。
この日の第1セット、互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。先に3度のミニブレークに成功したマレーが先行する。続く第2セット、マレーは第4ゲームでブレークを許すも直後の第5ゲームでブレークバックに成功。終盤となる第11ゲームで2度目のブレークを奪い、1時間48分で勝利した。
この試合の第1セット第10ゲームの2ポイント目でマレーが利き手とは逆の左手でショットを放つ場面があった。ストリッカーのサービスをマレーがリターンするも、ストリッカーの放った次のショットに逆を突かれたマレーは、ここでラケットを左手に持ちかえ返球。次の球でマレーがウィナーを奪いこのポイントを獲得した。
このゲームはストリッカーがキープしたものの、マレーの何としてもポイントを奪うというスタイルが現れた一幕となった。
勝利したマレーは準決勝で第3シードの
N・ボルジェス(ポルトガル)と対戦する。ボルジェスは準々決勝で世界ランク177位の
島袋将を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
D・ケプファー(ドイツ)と予選勝者で世界ランク181位の
A・カゾー(フランス)(フランス)が4強に駒を進めている。
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