テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日に男子シングルス4回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第17シードの
L・ムセッティ(イタリア)を6-3, 6-2, 6-2のストレートで下し、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。
>>アルカラス、ジョコビッチ、西岡ら全仏オープン組合わせ<<世界ランク1位で20歳のアルカラスが全仏オープンに出場するのは今回が3年連続3度目。最高成績は昨年のベスト8となっている。
今大会は、1回戦で世界ランク159位の
F・コボッリ(イタリア)(イタリア)、2回戦で同112位の
ダニエル太郎、3回戦で第26シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を下し4回戦に進んだ。
4回戦の相手はムセッティ。両者のツアーレベルでの対戦は2度目で、対戦成績はムセッティの1勝。 唯一の対戦は昨年7月のハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)決勝で、ムセッティが6-4,6-7 (6-8),6-4のフルセットで勝利し、悲願のツアー初優勝を果たした。
4回戦の第1セット、アルカラスは第1ゲームでミスが重なりデュースの末3度目のブレークポイントをムセッティにものにされ、いきなりサービスゲームを落とす立ち上がりとなる。それでも、徐々にプレーに安定感の出てきたアルカラスが第4ゲームでブレークバックを果たす。さらに第6ゲームでもブレークを果たしたアルカラスがこのセットを獲得し先行する。
続く第2セット、両者1度ずつのブレークを奪い合い迎えた第5ゲームで、アルカラスは2本のウィナーを決めるなどし、このセット2度目のブレークに成功。さらに、第7ゲームでもムセッティの3本のダブルフォルトが絡みブレークを果たす。その後の第8ゲームをキープし2セットアップとする。
第3セット、アルカラスはファーストサービス時に78パーセントの確率でポイントを獲得しムセッティにブレークを許さず試合を進めると、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、ストレート勝利でムセッティにリベンジを果たすとともに、2年連続のベスト8進出を決めた。
勝利したアルカラスは準々決勝で第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは4回戦で同118位の
S・オフナー(オーストリア)(オーストリア)をセットカウント3-0で下しての勝ち上がり。
同日の3回戦では、第3シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第11シードの
K・ハチャノフが8強に駒を進めている。
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