男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス3回戦が行われ、第3シードの
C・ルード(ノルウェー)は第15シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)に6-7 (5-7), 3-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。今季はマッチ11勝8敗と世界ランク3位としては物足りない結果となっている。
>>チチパス、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<>>ルーネらBMWオープン組合せ<<この試合、ルードは第1セット第1ゲームで2度のブレークポイントを凌ぎサービスゲームをキープすると、第4ゲームで先にブレークに成功。一時はゲームカウント5-2とし大きくリードしていたが、サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲーム、2度のセットポイントを決め切れずにいると、ブレークバックを許しタイブレークへ。
タイブレークでは序盤4ポイントを連取されるなど精細を欠き流れを渡すと、最後までリードを許し第1セットを落とす。
第2セット、第2ゲームで先にブレークされたルードはその後1度もブレークチャンスを握ることができず1時間53分で敗北。セルンドロとの通算成績を1勝2敗とした。
24歳のルードは今季、序盤から不調のシーズンを送っており、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)まで5大会に出場したものの、マッチの連勝ができず、単発の勝利のみに終わる。
今月のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)では4連勝を飾り今季初優勝を飾ったものの、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では3回戦で敗退し今大会に臨んでいた。
勝利したセルンドロは準々決勝で第12シードの
D・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは3回戦で第6シードの
K・ハチャノフをストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)や第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第4シードの
J・シナー(イタリア)、第8シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第9シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第10シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が8強に駒を進めた。
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