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新王者誕生へ 4強出揃う

シナー、ルーネ、ルブレフ、フリッツ
(左から)シナー・ルーネ・ルブレフ・フリッツ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝の全4試合が行われ、2021年の同大会で準優勝を果たしている第5シードのA・ルブレフらベスト4が出揃った。

>>フリッツ、ルーネらモンテカルロ組合わせ<<

今大会は世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)や過去11度の優勝を誇るR・ナダル(スペイン)、そして世界ランク7位のF・オジェ アリアシム(カナダ)らが欠場。第1シードで約2ヵ月ぶりの復帰戦となった同1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が出場したが、13日の3回戦で第16シードのL・ムセッティ(イタリア)に6-4, 5-7, 4-6の逆転で敗れた。

14日に行われた準々決勝では、大会3連覇を目指した第2シードのS・チチパス(ギリシャ)が第8シードのT・フリッツ(アメリカ)に敗れた。また、昨年11月に19歳という若さで、ロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)でジョコビッチを決勝で破りマスターズ初優勝を果たした、第6シードのH・ルーネ(デンマーク)が大会初のベスト4に駒を進めた。

そのほか、2021年の同大会とW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で準優勝を経験している第5シードのルブレフと、2021年と今年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で準優勝に終わっている第7シードのJ・シナー(イタリア)が準決勝に進出した。

14日の結果により、今大会は誰が優勝しても同大会初優勝ということになる。フリッツとルーネはマスターズ1000での2勝目を、ルブレフとシナーは悲願のマスターズ初制覇を目指す。

ロレックス・モンテカルロ・マスターズの準々決勝の結果と準決勝の組み合わせは以下の通り。※ドロー順に掲載、()内はシード

【準々決勝結果】
(16)L・ムセッティ 2-6, 2-6 (7)J・シナー
(3)D・メドベージェフ 3-6, 4-6 (6)H・ルーネ
(5)A・ルブレフ 6-1, 7-6 (7-5) J・シュトルフ(ドイツ)
(8)T・フリッツ 6-2, 6-4 (2)S・チチパス

【準決勝組み合わせ】
(7)J・シナー vs. (6)H・ルーネ
(5)A・ルブレフ vs. (8)T・フリッツ




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