男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は25日にシングルス2回戦が行われ、第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)がラッキールーザーで出場している世界ランク94位の
T・コキナキス(オーストラリア)に6-7(10-12), 7-6(9-7), 7-6(8-6)の逆転勝ちで3回戦に進出した。試合時間は3時間31分、3セットマッチでは今季最長試合となった。
>>ダニエル 太郎らマイアミOP男子組合せ・結果<<>>サバレンカらマイアミOP女子組合せ・結果<<世界ランク9位のフルカチュはマイアミ・オープンに4度目の出場で2021年に優勝、昨年は準決勝で
C・アルカラス(スペイン)に6-7(5-7), 6-7(2-7)で敗れるも2年連続でベスト4に進出した。
ツアー本戦では初対戦となったフルカチュとコキナキス。この試合、サービスエースはフルカチュが21本、コキナキスは23本とともに量産し、試合を通じてサービスブレークは互いに第1セットの1度ずつに抑えた。
3セット連続でタイブレークにもつれた一戦、第2セットのタイブレークでコキナキスが3度マッチポイントを握るもフルカチュがポイント6-7から3ポイントを連取する。
ファイナルセットのタイブレークの場面でも、コキナキスがポイント6-4とマッチポイントを掴むも、フルカチュが怒涛の4ポイント連取で熱戦に終止符を打った。
「説明するのは難しいね。自分でも良いテニスができていると思っていたし、タナシもそうだった」
「とにかく、いいショットを打つことを心がけていた。もちろんすごく勝ちたかったけど、勝ったとしても負けたとしても、いずれにせよ満足(できる内容)だったと思う」
フルカチュは3回戦で世界ランク62位の
A・マナリノ(フランス)と対戦する。マナリノは2回戦で、第32シードの
B・シェルトン(アメリカ)を6-4, 3-6, 6-1のフルセットで破っての勝ち上がり。
また同日の2回戦に登場したシード勢では、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第4シードの
D・メドベージェフ、第5シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第6シードの
A・ルブレフ、第14シードの
K・ハチャノフ、第25シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)らが3回戦に進出した一方、第11シードの
C・ノリー(イギリス)、第15シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第17シードの
B・チョリッチ(クロアチア)、第18シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第19シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第23シードの
D・エヴァンス(イギリス)、第27シードの
S・バエス(アルゼンチン)、第28シードの
西岡良仁らが初戦で姿を消している。

■関連ニュース
・ダニエル 太郎、ズベレフに勝利・西岡良仁 マイアミOP初戦敗退・錦織「早く戻ってこれるように」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング