女子テニスのムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)は8日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク29位のジャン・チンウェンが第5シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)を7-6 (12-10), 6-1のストレートで破り、今季初のツアーベスト8進出を果たした。
1回戦で世界ランク74位の
R・マリーノ(カナダ)を6-3, 6-3のストレートで破ったジャン。この試合の第1セットは互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。ジャンは4度目のセットポイントをものにし、1時間19分で第1セットを先取する。
続く第2セット、2度のブレークに成功し、5ゲーム連取に成功したジャンはファーストサービスが入った時に86パーセントの確率でポイントを獲得し、1時間58分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでジャンのコメントを紹介している。
「私はただ、その瞬間にプレーし、自分のゲームに集中しただけ。たとえ第1セットを失ったとしても、まだ2セット残っているから、何があっても最後まで戦うと思っていた」
勝利したジャンは準決勝で第1シードの
D・カサトキナと世界ランク28位の
J・タイシュマン(スイス)の勝者と対戦する。
同日には、第2シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第4シードの
V・クデルメトバ、世界ランク46位の
S・ロジャース(アメリカ)が8強へ駒を進めた。
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