男子テニスの21歳以下最終戦Instesa Sanpaolo Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は8日に開幕。4試合が組まれ熱戦が展開されているなか、35歳の
F・フォニーニ(イタリア)が観戦に訪れ同郷の3選手の活躍を見守った。
21歳以下の最終戦は2017年から始まった大会で、これまで
チョン・ヒョン(韓国)や
S・チチパス(ギリシャ)、
J・シナー(イタリア)らが優勝。昨年は現在世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)が制覇した。年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場し、4名ずつが予選ラウンドロビンを戦い、上位2名ずつが準決勝に駒を進める。
今年は
L・ムセッティ(イタリア)、F・パッサーロ(イタリア)、
M・アルナルディ(イタリア)(イタリア)の3名のイタリア勢が出場している。
「ミラノは本当に美しい街だ。特に僕らはイタリア人だから、イタリアのテニスにとって世界のトップレベルの若手がプレーすることは本当に重要なこと」
この日、ムセッティの試合をコートサイドから観戦したフォニーニはここ数シーズンのイタリア勢の躍進について語った。
「いつもいい感じだ。僕はいつも言っていることだが、僕ら(イタリア勢)がいればいるほどいいんだ。ムセッティ、パッサーロ、アルナルディの3人のイタリア人がいるんだ。僕らにとっては本当に重要なことだね」
「もちろん、若い人たちにプレーする機会を与えるという意味でもこのような大会は重要だ。でも同時に、世界全体のトップに立つ若い選手たちもいて、彼らは本当にいいプレーをしている。でも、この大会もとても素晴らしいイベントだと思うよ」
大会初日、ムセッティは
ツェン・チュンシン(台湾)に勝利したものの、アルナルディは
B・ナカシマ(アメリカ)に、パッサーロは
J・レヘチカ(チェコ)に屈した。
また、イタリア勢は現在シナー、
M・ベレッティーニ(イタリア)、ムセッティ、
L・ソネゴ(イタリア)、フォニーニの5名が世界ランクトップ100に入っている。
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