男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は3日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク18位のH・ルーネが第7シードの
A・ルブレフを6-4, 7-5のストレートで破り、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初のベスト8進出を果たした。
>>アルカラス、ジョコビッチらパリマスターズ 組合せ<<19歳のルーネは先月のソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)で準優勝、ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)では優勝を飾りキャリア2勝目を挙げていた。さらに前週のスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)で準優勝している。
初出場となった今大会では1回戦で元世界ランク3位の
S・ワウリンカ(スイス)、2回戦で第10シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、ルーネはファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得。第3ゲームでブレークに成功すると、その後のサービスゲームで4度のブレークポイントを凌ぎ先行する。
続く第2セットでは互いにサービスキープが続くと第10ゲームで世界ランク9位のルブレフにブレークポイントとなるセットポイントを2度握られる。しかし、これを凌ぐと直後の第11ゲームでブレークに成功し、1時間29分で勝利した。
勝利したルーネは準々決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは3回戦で世界ランク28位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-1, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第6シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第16シードの
F・ティアフォー(アメリカ)、同23位の
L・ムセッティ(イタリア)、同31位の
T・ポール(アメリカ)が8強に駒を進めた。
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