女子テニスのツアー最終戦 WTAファイナルズ・フォートワース(アメリカ/フォートワース、ハード)は大会3日目の2日、シングルス予選ラウンドロビンのグループ・ナンシー・リッチー第4試合が行われ、第5シードの
M・サッカリ(ギリシャ)が第7シードの
A・サバレンカを6-2,6-4のストレートで破り、2連勝を挙げて決勝トーナメント進出を決めた。
>>アルカラス、ジョコビッチらパリマスターズ 組合せ<<WTAファイナルズは年間の獲得ポイント上位8名(組)が出場し、4名ずつ分かれて行われる予選ラウンドロビン(総当たり戦)で上位2名ずつが準決勝に進出。勝ち上がった4名によるトーナメント戦でタイトルが争われる。
初戦では第3シードの
J・ペグラ(アメリカ)を7-6 (8-6), 7-6 (7-4)のストレートで下し、白星スタートを飾っていたサッカリ。この試合の第1セット、第3ゲームでブレークに成功すると終盤で3ゲームを連取し、先行する。
続く第2セットでは第1ゲームから3ゲームを連取したサッカリ。直後の第4ゲームから3ゲーム連取を許し追いつかれるも第9ゲームで3度目のブレークを奪い、1時間37分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにサッカリのコメントを掲載し「このコートではアグレッシブに攻めないと、ゲームオーバーになってしまう。特にサバレンカに対して消極的になってしまったら、負けてしまうことになるからね。私は、ただガンガン攻めただけよ」と語った。
「このような選手にストレートで勝つのは久しぶりなので、とても新鮮に感じるわ。ストレートで勝てるのはすごいことだし、やっとその成果が出たという感じ」
一方のサバレンカは第1戦では第2シードの
O・ジャバー(チュニジア)に3-6, 7-6 (7-5), 7-5の逆転で下しており、今回の結果で1勝1敗となった。
同日には第2シードのジャバーが第3シードのペグラを1-6, 6-3, 6-3の逆転で下して初白星を挙げ、1勝1敗としている。
【シングルス ラウンドロビン】
■グループ・トレーシー・オースチン
(1)
I・シフィオンテク(ポーランド) 1勝0敗
(4)
C・ガウフ(アメリカ) 0勝1敗
(6)
C・ガルシア(フランス) 1勝0敗
(8)
D・カサトキナ 0勝1敗
■グループ・ナンシー・リッチー
(2)ジャバー 1勝1敗
(3)ペグラ 0勝2敗
(5)サッカリ 2勝0敗
(7)サバレンカ 1勝1敗
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