男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は26日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク155位の
D・ノヴァーク(オーストリア)を7-6 (7-2), 6-2のストレートで下し、初戦突破を果たすとともに、今季のマッチ勝利数で57勝目をあげた。
>>メドベージェフvsティーム 1ポイント速報<<チチパスは前週行われたストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)の決勝で、H・ルーネに敗れるも準優勝を果たした。
この試合では両者は1度ずつブレークを奪い合い、タイブレークに突入。チチパスは2度のミニブレークに成功し、1時間で第1セットを先取する。
続く第2セット、チチパスは2度のブレークを奪い1時間28分勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでチチパスのコメントを紹介している。
「この新しい環境に適応するのに時間がかかった。これまで対戦したことのない選手と戦うことになったんだ。第2セットでは、自分のペースを掴んで、コートやボールの感触をつかむことができたと思うよ」
「僕の中では、第2セットはとてもいいセットだったと思う。ただ、第1セットでそれを引き出せたならよかったけど、それは叶えられなかった。あの第1セットを取るためにハードに戦い、良いタイブレークをしなければならなかった」
チチパスは2回戦で世界ランク27位の
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは1回戦で予選から勝ち上がった同69位の
Q・アリス(フランス)を3-6, 7-5, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には、第1シードの
D・メドベージェフ、第6シードの
J・シナー(イタリア)、世界ランク58位の
M・ギロン(アメリカ)が2回戦へ駒を進めた。また同日に行われた2回戦では同19位の
D・シャポバロフ(カナダ)と同26位の
D・エヴァンス(イギリス)が8強へ進出している。
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