男子テニスのスイス・インドア・バーゼル（スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500）は２４日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク４４位のＢ・ナカシマ（アメリカ）がワイルドカード（主催者推薦）で出場する同５３位のＤ・ゴファン（ベルギー）を2-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たした。

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２１歳のナカシマは前々週のユニクレジット・フィレンツェ・オープン（イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250）ではＦ・オジェ アリアシム（カナダ）に敗れ、ベスト４進出を逃している。

この試合の第１セット、第２ゲームから５ゲーム連取を許したナカシマ。リターンゲームでは１度もブレークチャンスを掴めず、元世界ランク７位のゴファンに先行される。続く第２セットでは互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。先にミニブレークを許すも６ポイント連取に成功し、１セットオールとする。

迎えたファイナルセット、ナカシマはファーストサービスが入ったときに９４パーセントの高い確率でポイントを獲得。第５ゲームでブレークに成功すると、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第１０ゲームをラブゲームでキープし、２時間２０分で勝利した。

勝利したナカシマは２回戦で第２シードのＣ・ルード（ノルウェー）と世界ランク１９４位のＳ・ワウリンカ（スイス）の勝者と対戦する。

同日には第１シードのＣ・アルカラス（スペイン）と世界ランク３８位のＡ・ブブリク（カザフスタン）が２回戦に駒を進めている。

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