日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は23日、女子シングルス1回戦が行われ、同大会をもって現役引退を表明していた尾﨑里紗は細木祐佳に6-7 (1-7),6-2,0-6のフルセットで敗れ、初戦敗退を喫した。
>>全日本 男子シングルス組合せ・結果<<>>全日本 女子シングルス組合せ・結果<<負傷などもあり約2年半ぶりの試合となった尾﨑。この試合はブレークの奪い合いとなり、フルセットの激闘の末に敗北となった。
試合終了後、現役生活にピリオドを打った尾﨑を讃えるために、元フェドカップ代表監督の
吉田友佳、先日現役を引退した
奈良くるみ、
穂積絵莉、
大前綾希子、
青山修子、
小堀桃子、
澤柳璃子、
加治遥、
今西美晴、
鮎川真奈、
瀬間詠里花、今田穂らがサプライズでセンターコートに集まり、尾﨑の引退セレモニーが行われた。
尾﨑は現役生活を振り返り、感謝の言葉を述べた。
「ジュニアの頃からテニス一筋で今までプレーをしてきて、本当に沢山の人に支えられながら沢山応援をしてもらってこれまで約20年間プレーをしてきました」
「本当に皆様のおかげで今まで幸せなテニス人生を送ってこられたことに、本当に感謝しかないです」
「川原コーチ、家族、スポンサーの方々、日本テニス協会の皆様、ナショナルコーチの皆様、そしてファンの皆様のおかげでこれまで不自由なくテニスをやって来られました」
「(今日は)2年半ぶりのプレーということで凄く良いプレーができたかどうかは分からないですけど、この最後の場を設けていただいて、最後にプレーできたことが良かったと思います。本当にありがとうございました」
勝利した細木は第13シードの大前綾希子と対戦する。
選手たちがセレモニーに駆けつけた[画像:tennis365.net]
セレモニーで観客に語る尾﨑[画像:tennis365.net]
ジュニア時代からコーチを務めた川原氏と[画像:tennis365.net]
■関連ニュース
・男女の賞金格差 19歳が疑問・フェデラー「終わりではない」・錦織 復帰は「先が見えない」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング