女子テニス協会のWTAは18日、世界ランク14位の
B・ベンチッチ(スイス)を特集。新たなコーチのもと現在開催中のグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)を戦っていること、自身の新たな挑戦について語っている。
25歳のベンチッチは昨年の東京オリンピック(日本/東京、ハード)を制覇。しかし、今年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)終了後にコーチであるセバスチャン・サックス氏と別れていた。そして現在のグアダラハラ・オープン・アクロンからディミトリー・ツルスノフ氏とタッグを組み出場。ツルスノフ氏が
E・ラドゥカヌ(イギリス)とのコーチ関係が終了したタイミングで実現し、同氏はこれまで
A・サバレンカや
A・コンタベイト(エストニア)をキャリア最高ランクまで押し上げた実績がある。
ベンチッチは今回のコーチ変更について「私にとって間違いなく挑戦的なこと。なぜなら、今までとは違っていて、新しく、改善すべきことがあるから。だから、私は自分の居心地の良いゾーンから外れているし、それはまさに望んでいることなの。彼はとても良いコーチだと強く信じているし、彼は私や私のゲーム、メンタルの部分を向上させることができると思う。彼が一緒に仕事をすることを決めてくれて、うれしい。素晴らしいものにしたいし、今話していたこの部分をきっちり改善したい」と話している。
今大会は両者のコーチ関係が始まってから初のツアー大会と同時に今季のレギュラーシーズン最後の大会。仮に今大会で好成績をおさめることができれば、最終戦 WTAファイナルズ・フォートワース(アメリカ/フォートワース、ハード)への出場権が獲得できる。
17日に行われた1回戦では世界ランク41位の
L・フェルナンデス(カナダ)をフルセットで下し初戦突破を果たした。2回戦では同
S・スティーブンス(アメリカ)と対戦予定。
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