女子テニスのサンディエゴ・オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、WTA500)は13日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク28位の
ジャン・チンウェン(中国)を6-4,4-6,6-1のフルセットで破り、今季ツアー12度目のベスト8進出を果たした。
この試合、シフィオンテクは第1セットを先取したものの、第2セットではチンウェンに5本のサービスエースを決められるなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの確率でポイントを取られブレークを奪うことができず、セットカウント1-1に追いつかれる。
しかし、ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得するなどチンウェンにブレークを許さないプレーを披露。リターンゲームでは3度のチャンスをすべてものにする決定力の高さを見せ、2時間18分で勝利した。
女子テニス協会のWTA公式サイトには今季ツアー出場選手で最多となる12度目のベスト8進出を決めたシフィオンテクのコメントが掲載されている。
「チンウェンは、フォアハンドでトップスピンをかけてくるし、ボールもかなり高く飛ぶから、今までの相手とは違うゲームスタイルだった。だから、今日はそれに適応する必要があったの」
世界ランク1位のシフィオンテクは準々決勝で第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは2回戦で世界ランク57位の
B・アンドレースク(カナダ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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