女子テニスのサンディエゴ・オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、WTA500)は11日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク28位の
ジャン・チンウェン(中国)が同13位の
G・ムグルサ(スペイン)と対戦。5-0の時点でムグルサが体調不良により途中棄権し、ジャンが初戦突破を果たした。
先月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)では決勝で世界ランク23位の
L・サムソノヴァに5-7, 5-7のストレートで敗れ、ツアー初優勝とはならなかったジャン。
予選決勝で第11シードの
C・オソリオ(コロンビア)に6-4, 4-6, 6-7(3-7)の逆転で敗れたジャンはラッキールーザーとして本戦入りを決めた。
この日の第1セット、序盤で4ゲーム連取に成功。第5ゲーム終了時点でムグルサが体調不良のため棄権を申請した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでジャンのコメントを紹介している。
「実は、昨日私はラッキールーザーとして出場することも出来たけど体の問題を抱えていたので、出場することを辞めようとした。でも、今日は体調が良くなったのでチームと相談して、ラッキールーザーとして出場することにした。ドローに入れたのはラッキーだったし、今日はいい試合ができた。次のラウンドに進めるなんて、本当についてるわ」
勝利したジャンは2回戦で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。両者は2度目の顔合わせになる。直近の対戦は、今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の4回戦で、その時はシフィオンテクが6-7 (5-7), 6-0, 6-2の逆転で勝利している。
同日には第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第8シードの
D・カサトキナ、世界ランク22位の
Ka・プリスコバ(チェコ)、同52位の
S・スティーブンス(アメリカ)らが2回戦へ駒を進めた。
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