女子テニスのBBVA バレンシア・インターナショナル・オープン(スペイン/バレンシア、レッドクレー、WTA125)は12日、シングルス決勝が行われ、第3シードのジャン チンウェンが世界ランク100位の
ワン・シユ(中国)(中国)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで破り、タイトルを獲得した。
ジャンは先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)2回戦で元世界1位の
S・ハレプ(ルーマニア)を2-6, 6-2, 6-1の逆転で下し3回戦に進出。3回戦では
A・コルネ(フランス)の途中棄権により16強入りを果たす。4回戦では女王
I・シフィオンテク(ポーランド)に敗れるもフルセットの熱戦を繰り広げた。
ジャンはこの試合、序盤で先に3ゲームを許したものの、第5・第7ゲームでブレークに成功し、44分で第1セットを先取。
続く第2セットでは先に3ゲーム連取を許したジャンは第4ゲームから3ゲーム連取を奪う。しかし、第8・第10ゲームで再びブレークを奪われ、1時間6分で1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ジャンはファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークを与えずに2時間34分で勝利した。
大会の公式ツイッターでジャンは「今大会優勝できた事がとてもうれしい。プレーが出来てとても楽しい。本当にありがとう」と述べた。
この結果により13日に発表された世界ランキングでジャンは8つ上げて46位に浮上した。
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