テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルスの本戦ドローを発表。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝を飾った世界ランク26位の
N・キリオス(オーストラリア)は第23シードとして出場し、1回戦で今季ダブルスで全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)をともに制覇した世界ランク70位の
T・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP男子 組合せ<<>>大坂、シフィオンテクら全米OP女子 組合せ<<キリオスとコキナキスのペアは、全豪オープンで1997年の
M・ウッドフォード(オーストラリア)/
T・ウッドブリッジ(オーストラリア)組以来25年ぶりとなる、オーストラリア人同士のペアによる優勝を達成。7月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)も制覇し、今季ダブルスで2勝をあげている。
お互いのことを「ブラザー」と呼び合うキリオスとコキナキスは、8歳〜9歳の頃から旧知の仲でオーストラリアのトップジュニアとして切磋琢磨してきた。しかし、両者がツアーレベルで対戦するのは今回が初めて。2013年と2014年にツアー下部大会で2度対戦した際はいずれもキリオスが勝利しており、公式戦での対戦は実に8年ぶりとなる。
この試合の勝者は、シード勢が順当に勝ち上がると、3回戦で第16シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、4回戦で第1シードの
D・メドベージェフと対戦する。
男子シングルス上位8シードの1回戦の組み合わせは以下の通り。
(1)メドベージェフ vs.
S・コズロフ(アメリカ)(2)
R・ナダル(スペイン) vs.
R・ヒジカタ(オーストラリア)(オーストラリア)
(3)
C・アルカラス(スペイン) vs.
S・バエス(アルゼンチン)(4)
S・チチパス(ギリシャ) vs. 予選通過者
(5)
C・ルード(ノルウェー) vs.
K・エドモンド(イギリス)(6)
F・オジェ アリアシム(カナダ) vs. 予選通過者
(7)
C・ノリー(イギリス) vs.
B・ペール(フランス)(8)
H・フルカチュ(ポーランド) vs.
O・オッテ(ドイツ)また日本勢では世界ランク56位の
西岡良仁が同39位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と、同95位の
ダニエル太郎は同91位の
R・ガスケ(フランス)と初戦で顔を合わせる。
全米オープン本戦は29日に開幕を迎える。
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