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プロも参加 失われた「テニスを楽しむ機会」を提供するイベント

イーズふじみ野大原
左から 美濃越舞、長船香菜子、尾関彩花
画像提供: 株式会社スポーツクリエイト
プロも参加 失われた「テニスを楽しむ機会」を提供するイベント
企画提供:株式会社スポーツクリエイト



~失われてきた貴重な機会~
コロナ禍において多くのことが中止になってきたこの2年間。テニス選手にとっては研鑽の結果を発揮する場である「試合」も例外ではない。
「試合」はスポンサーや企業にとっては、選手を支える場でもあるが、多くのテニス愛好家にとっては、自分たちに実現できないスーパープレーを目の当たりにする貴重な機会であり、こういった機会は失われてきた。

一般社団法人日本プロテニスリーグ機構(以下PTL)と株式会社スポーツクリエイトは、それぞれが持つ、「テニスに関わる人へ貴重な機会や環境を提供する」という理念が合致し、イーズインドアテニススクールふじみ野大原店(以下イーズふじみ野大原)のオープン1周年記念のイベントにて、PTLフェスタを開催した。



~会場の賑わい~
イーズふじみ野大原は埼玉県ふじみ野市にある、人工芝2面とカーペットのミニコートが1面のテニス施設。天井高も9メートルあり、2021年8月にオープンして以来、テニススクールとして運営するだけでなく、「スポーツを通して地域を元気にする」という想いのもと運営をしているテニススクールだ。

イベントは事前申込制のため、当日の受付は自身のQRコードを携帯端末で読み込むことで迅速に完了。開校1年目のまだきれいなレセプション会場では、地域の協力企業のブースが出店し新鮮野菜の販売やビューティーサロンのスタッフによるハンドトリートメント体験があった。また、インドア天井まで響きわたる近隣和太鼓チームのパフォーマンスなどもあり、スポーツだけでなく地域の様々なジャンルで活躍する人々との交流ができ、地域の活性化という想いが伺える。
また、スーパーボールすくいをはじめ、ストラックアウトやフリースロー、パターゴルフなどのミニアトラクションが常設してあり、子供たちが「安心して遊べる場」としての環境づくりにも行っている。







~プロが参加するヒッティングイベント~
午前中はプロやスクールコーチとのヒッティングイベントが行われた。日本で活躍するプロテニスプレーヤーである美濃越舞プロ、長船香菜子プロと尾関彩花プロが参加し、会場であるテニススクールからは、シニア世界選手権に日本代表で出場経験もある長谷川新平コーチと地元ふじみ野市チャンピオンの後藤翔太コーチなど実力者が揃う。
ヒッティングイベントでは、大人の部と子供の部で別れ、普段は受けることがないレベルのボールに参加者は興奮気味。言葉ではなく、身体で感じることができるスポーツのすばらしい一面を垣間見ることができた。







~試合観戦~
午後はスクールコーチのシングルスや、プロとコーチによるミックスダブルス、そして最後にはプロのシングルスが行われた。
生で観戦する機会が少ないプロの試合は迫力があり、有明で開催される全日本選手権を見に来ているかのようで、普段は自身でのプレーや練習が「楽しみ」である一般の人々にこのイベントの趣旨である「観る楽しみ」が伝わった瞬間だ。



そんな試合を盛り上げていたのが試合解説。プロとコーチが3試合を通して、「今のポイントがどうだったのか?」「どうすれば次のプレーにつなげられるか」など、1人で観戦していても知り得ない観戦の見どころを伝えており、試合観戦ビギナーにはとても興味深い内容になっていた。

また今回の試合は、通常の日本のテニストーナメントには少ない、応援をするというスタイルをとっていた。観客はどちらのチームを応援するかを決め、チームカラーのステックバルーンで音を出し、積極的に応援するタイミングを作っていた。
静かに観るという常識のあるテニス観戦だが、静かな分盛り上がりにくいところもある。
いいプレーに盛り上がることはスポーツ観戦において醍醐味の一つ。盛り上がりどころを作りやすいこのような応援スタイルも、テニスファンを増やすことに繋がるのではないだろうか。



コロナ禍では多くの貴重な機会が失われてきた。
参加者が普段味わうことができない体験や興奮を感じている姿に、これまで失われた機会を「提供したい」という開催者側の想いが垣間見えた。
PTLは2023年には賛同選手によるリーグ戦を開催予定。


イーズインドアテニススクールふじみ野大原
>>詳細はこちら

一般社団法人日本プロテニスリーグ機構(PTL)
>>公式HPはこちら

(2022年8月12日11時55分)

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