男子テニスのホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
J・イズナー(アメリカ)が第5シードの
B・ボンズィ(フランス)を7-6 (7-2), 6-7 (6-8), 7-6 (7-5)のフルセットで破り、2019年以来3年ぶり6度目のベスト4進出を果たした。
同大会で4度のタイトルを獲得しているイズナーはこの日、29本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得。全てのセットでタイブレークにもつれ込むも第1・第3セットを制して、2時間47分の激闘の末に勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにイズナーのコメントを掲載し「タイブレークでいいスタートを切ることができた。最終的に僕は勝つことができたけど確かにクレイジーな試合だった」と語った。
勝利したイズナーは準決勝で第4シードの
M・クレッシー(アメリカ)と対戦する。クレッシーは準々決勝で世界ランク95位の
S・ジョンソン(アメリカ)を6-7 (3-7), 6-4, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
イズナーは今大会の2回戦では第1シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を逆転で破ったクレッシーについて次のように述べている。
「彼は今、確実に本領を発揮している。今年素晴らしい成績を残しているし、コート上でも良いプレーをたくさんしている。サーブもボレーもとても上手だしね。ボレーは特にうまいし、大きなポイントでアグレッシブにプレーしている」
その他では第3シードの
A・ブブリク(カザフスタン)と世界ランク102位の
J・クブラー(オーストラリア)が4強へ駒を進めている。
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