女子テニスのレディース・オープン・ローザンヌ(スイス/ローザンヌ、レッドクレー、WTA250)は12日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク154位のS・ウォルタート(スイス)が第1シードの
D・コリンズ(アメリカ)を6-7 (5-7), 6-3, 7-6 (8-6)の逆転で破り、初戦突破を果たすと共にトップ10の選手から初白星を挙げた。
前週、下部ツアーのITF W60アムステルフェーン(オランダ/アムステルフェーン、クレー、ITF)で優勝した21歳のウォルタート。この試合の第1セット、互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。世界7位のコリンズに2度のミニブレークを許し先行される。
続く第2セットでは第4ゲームでブレークに成功したウォルタート。サービスゲームでは6度のブレークポイントを全て凌いでセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、3度ずつブレークを奪ったウォルタートは第10ゲームでマッチポイントとなるブレークポイントを3度握るも活かせず、タイブレークに突入。それでもコリンズのマッチポイントを3度凌いで3時間1分の死闘の末に勝利した。
勝利したウォルタートは2回戦で世界ランク126位のC・ブクシャ(スペイン)と対戦する。ブクシャは1回戦で同30位の
K・ムラデノビッチ(フランス)を6-4, 7-6 (7-3)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第3シードの
I・C・ベグ(ルーマニア)、第6シードの
C・ガルシア(フランス)らが初戦突破を決めた一方で世界ランク103位の
土居美咲は1回戦で姿を消している。
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